『ディプロマシー』で遊びましたよ

先日忘年会も兼ねて友人ら7人で『ディプロマシー』というボードゲームで遊びましたよというお話。


ディプロマシー

どんなゲームなのか?

  • プレイヤーは列強7国の中から一つを選んで交渉と裏切りを駆使してヨーロッパの覇権を目指す。
  • 時間がかかるゲーム(先日は5時間超でも途中だった)
  • スペースも必要。ボードを置く部屋と交渉スペースは別々が好ましい。
  • サイコロは使わない。必要なのはよく回る口と紙とペンだけ。
  • 陸軍と海軍を移動したり、支援したり、待機させて領土を奪ったり、守ったりする。
  • 別名「友情破壊ゲーム


まあなんか詳しい説明は各自調べたりしてください。

ディプロマシー - Wikipedia

ディプロマシー第四版 日本語訳

基本ルール


列強7カ国の印象

※私がドイツでプレイしたので若干主観が入っています。

  • イギリス ー 島だから攻めづらい。海軍後半強い。後ろをとられるから無視できない。
  • ドイツ ー ボードのド真ん中。常にチヤホヤ(周りの国に侵略)される。
  • ロシア ー 領土が広い。最初から軍が一つ多い。なんか強そう。気に喰わぬ
  • トルコ ー 端の国、海を渡らないと活躍できないよ。へへ、田舎モンは端っこで大人しくしてな
  • イタリア ー 周りは海だらけ。攻めづらい。
  • フランス ー イギリスがいるからあまり国をお留守にできないよ。

戦争記(ドイツ目線)

※記憶があいまいなので細部は実際とは異なります。

1年目。ロシアトルコに交渉を開始、別の部屋へ。
それを横目に「どうする?」と残った面々。みんな初プレイでまだどうすればいいのかわからない。
ロシアトルコと交渉を終え、戻ってくる。ロシアオーストリアハンガリーが別部屋へ。
ここで「これは交渉しまくるやつだ」と気づく。
ドイツフランスイタリアで三国交渉。ここに三国同盟締結。

しかし、それと同時に他四カ国の帝国が生まれてしまっていた。


2年目。空白地帯の領土を奪い、ドイツが1年目に軍の数を3→5へ増やす。
他国も順調に軍の数を増やす。
フランスとかイタリアを支援したり。
後半、ロシアオーストリアハンガリーの協力タッグに領土を奪われる。気に喰わない。


3・4年目。領土を奪われ軍備拡小したドイツ。軍の数は5→2。
フランスイタリアの支援を得ながらギリギリ領土を死守する。
小競り合いという膠着状態が続く。

戦力差からゲームを投げようとするも出来ず。
フランス「俺はドイツを優勝させるよ」
ドイツ「お、おう(ちくしょう、逃げられねえ)」

途中

イギリス「あれ?ここにロシアが進むの!?俺の領土減っちゃうじゃん??」
ロシア「さっきそう言わなかったっけ〜?ごめ〜〜んwww」
他(アイツ、裏切ったな)

という茶番劇が2,3回あったがイギリスロシアの同盟は解消されなかった。納得いかぬ。解せぬ。


5年目。昼から始めたゲームが夕飯の時間になり、飽きてくる。ゲームを終わらせようとする。
ドイツを中心に三国同盟が残りの国をそれぞれ別室に呼び出す。

まずは4国の最下位だと思われたイギリスから
ドイツ「君はこの状態から1位になれると思うか?」
イギリス「うん。なれると思う。」
ドイツ「そ、そうか。じゃあ、戻って。(何言っているんだ、こいつ?さっきからロシアのやりたい放題だろうが。騙されているのにも気づかんのか??)」

ロシアを勝たせる方針に方向転換。ロシアを呼び出す。
ドイツ「我々は君に全面協力をしてロシアを1位にする。一緒に戦争を終わらせよう。」
ロシア「僕は無理だよ。1位はトルコオーストリアハンガリーだよ」
ドイツ「え!?そ、そうか。じゃあ、戻って。(え〜〜??なんでよ〜〜??)」

しょうがないので、残り2国に終戦を持ちかける。

トルコから終戦交渉
ドイツ「1位はトルコオーストリアハンガリーだと思う。だがまともにやり合うには時間がかかり過ぎる。君とオーストリアハンガリーが納得するなら、みんなで終戦宣言しようと思う(その場合は勝者・敗者なし)。」
トルコ「うん、それでいいよ」
ドイツ「そうか!戻ってくれ。共に戦争を終わらせよう!!」

やっとゲームを終わらせられると喜ぶ
「これで戦争が終わるぞ!!」
※最初「宗教の勧誘みたいwww」と言われたのはこの際、水に流す。ハハハッ!絶対に許さぬ。

オーストリアハンガリーを呼んで終戦交渉
オーストリアハンガリー「なんでよ!?あと少しじゃん。これだけ時間かけたら、ちゃんと結果つけた方がいいよ。それよりさ、一緒に◯◯(覚えてない)潰さない?協力してよ」
ドイツ「なんか、悪かったな。戻っていいよ」

戦争が終わらない!!

別室でをどう潰すか交渉しているロシアを見てだか、なんとなくだかでロシアを潰すことに。

結果、タイミングが被ってロシア消滅(トルコオーストリアハンガリーが裏切った)。
ロシアのプレイヤー、不貞腐れてひとりでゲームキューブカービィで遊びだす。


6年目。時間の関係で6年目の終わり時点で領土が1番多いプレイヤーの勝利で全員納得。
なんか、イギリスが海軍をフル活用した結果逆転1位に。
どうしてこうなった??


遊んだ感想

  • 時間が有り余る学生とかでないと、最後までプレーするのは難しい。
  • 最初の同盟関係がしばらく続くので最初が大事。
  • 裏切りはやっていないからわからないが、重要だと思う。
  • ブログの文字はカラフルにしてはいけない。
  • 戦争は簡単に終わらない。