『ディプロマシー』で遊びましたよ
先日忘年会も兼ねて友人ら7人で『ディプロマシー』というボードゲームで遊びましたよというお話。
どんなゲームなのか?
- 舞台は第一次大戦中のヨーロッパ
- プレイヤーは列強7国の中から一つを選んで交渉と裏切りを駆使してヨーロッパの覇権を目指す。
- 時間がかかるゲーム(先日は5時間超でも途中だった)
- スペースも必要。ボードを置く部屋と交渉スペースは別々が好ましい。
- サイコロは使わない。必要なのはよく回る口と紙とペンだけ。
- 陸軍と海軍を移動したり、支援したり、待機させて領土を奪ったり、守ったりする。
- 別名「友情破壊ゲーム」
まあなんか詳しい説明は各自調べたりしてください。
列強7カ国の印象
※私がドイツでプレイしたので若干主観が入っています。
- イギリス ー 島だから攻めづらい。海軍後半強い。後ろをとられるから無視できない。
- ドイツ ー ボードのド真ん中。常にチヤホヤ
(周りの国に侵略)される。
- ロシア ー 領土が広い。最初から軍が一つ多い。なんか強そう。
気に喰わぬ
- トルコ ー 端の国、海を渡らないと活躍できないよ。
へへ、田舎モンは端っこで大人しくしてな
- イタリア ー 周りは海だらけ。攻めづらい。
- フランス ー イギリスがいるからあまり国をお留守にできないよ。
戦争記(ドイツ目線)
※記憶があいまいなので細部は実際とは異なります。
1年目。ロシアがトルコに交渉を開始、別の部屋へ。
それを横目に「どうする?」と残った面々。みんな初プレイでまだどうすればいいのかわからない。
ロシアがトルコと交渉を終え、戻ってくる。ロシアとオーストリア・ハンガリーが別部屋へ。
ここで「これは交渉しまくるやつだ」と気づく。
ドイツ・フランス・イタリアで三国交渉。ここに独伊仏三国同盟締結。
しかし、それと同時に他四カ国の帝国が生まれてしまっていた。
2年目。空白地帯の領土を奪い、ドイツが1年目に軍の数を3→5へ増やす。
他国も順調に軍の数を増やす。
フランスとかイタリアを支援したり。
後半、ロシアとオーストリア・ハンガリーの協力タッグに領土を奪われる。気に喰わない。
3・4年目。領土を奪われ軍備拡小したドイツ。軍の数は5→2。
フランス、イタリアの支援を得ながらギリギリ領土を死守する。
小競り合いという膠着状態が続く。
戦力差からゲームを投げようとするも出来ず。
フランス「俺はドイツを優勝させるよ」
ドイツ「お、おう(ちくしょう、逃げられねえ)」
途中
イギリス「あれ?ここにロシアが進むの!?俺の領土減っちゃうじゃん??」
ロシア「さっきそう言わなかったっけ〜?ごめ〜〜んwww」
他(アイツ、裏切ったな)
という茶番劇が2,3回あったがイギリスとロシアの同盟は解消されなかった。納得いかぬ。解せぬ。
5年目。昼から始めたゲームが夕飯の時間になり、飽きてくる。ゲームを終わらせようとする。
ドイツを中心に独伊仏三国同盟が残りの国をそれぞれ別室に呼び出す。
まずは4国の最下位だと思われたイギリスから
ドイツ「君はこの状態から1位になれると思うか?」
イギリス「うん。なれると思う。」
ドイツ「そ、そうか。じゃあ、戻って。(何言っているんだ、こいつ?さっきからロシアのやりたい放題だろうが。騙されているのにも気づかんのか??)」
独伊仏はロシアを勝たせる方針に方向転換。ロシアを呼び出す。
ドイツ「我々は君に全面協力をしてロシアを1位にする。一緒に戦争を終わらせよう。」
ロシア「僕は無理だよ。1位はトルコかオーストリア・ハンガリーだよ」
ドイツ「え!?そ、そうか。じゃあ、戻って。(え〜〜??なんでよ〜〜??)」
しょうがないので、残り2国に終戦を持ちかける。
トルコから終戦交渉
ドイツ「1位はトルコかオーストリア・ハンガリーだと思う。だがまともにやり合うには時間がかかり過ぎる。君とオーストリア・ハンガリーが納得するなら、みんなで終戦宣言しようと思う(その場合は勝者・敗者なし)。」
トルコ「うん、それでいいよ」
ドイツ「そうか!戻ってくれ。共に戦争を終わらせよう!!」
やっとゲームを終わらせられると喜ぶ
独伊仏「これで戦争が終わるぞ!!」
※最初「宗教の勧誘みたいwww」と言われたのはこの際、水に流す。ハハハッ!絶対に許さぬ。
オーストリア・ハンガリーを呼んで終戦交渉
オーストリア・ハンガリー「なんでよ!?あと少しじゃん。これだけ時間かけたら、ちゃんと結果つけた方がいいよ。それよりさ、一緒に◯◯(覚えてない)潰さない?協力してよ」
ドイツ「なんか、悪かったな。戻っていいよ」
戦争が終わらない!!
別室で独伊仏をどう潰すか交渉しているロシアを見てだか、なんとなくだかでロシアを潰すことに。
結果、タイミングが被ってロシア消滅(トルコとオーストリア・ハンガリーが裏切った)。
ロシアのプレイヤー、不貞腐れてひとりでゲームキューブのカービィで遊びだす。
6年目。時間の関係で6年目の終わり時点で領土が1番多いプレイヤーの勝利で全員納得。
なんか、イギリスが海軍をフル活用した結果逆転1位に。
どうしてこうなった??
遊んだ感想
- 時間が有り余る学生とかでないと、最後までプレーするのは難しい。
- 最初の同盟関係がしばらく続くので最初が大事。
- 裏切りはやっていないからわからないが、重要だと思う。
- ブログの文字はカラフルにしてはいけない。
- 戦争は簡単に終わらない。